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優先座先付近でも携帯電話の電源をOFFにしなくてもよい科学的根拠

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毎日、通勤で関西の私鉄『京阪電鉄』に乗っていますが、2年くらい前から『優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください』というアナウンスを聞かなくなりました。

 

総務省が電源OFFの根拠は薄いと発表

携帯電話から発する電波が心臓ペースメーカーを誤動作させる』可能性がある、という事で、実は総務省は毎年テストを実施し、ホームページで結果を公表しています。
第2世代(2G)と呼ばれる携帯電話が普及していた頃、この『2G』携帯電話は電波が強く、ペースメーカーの誤作動を起こす恐れがあったため、総務省はペースメーカーと携帯電話の距離を22cm以上開けるように、との指針を出していました。
鉄道各社は、これにならい『優先座席付近での携帯電話の電源OFF』を乗客に周知してきました。
しかし、既に第2世代(2G)の携帯電話の販売は終了しています。
総務省は、あらためて現在販売されている第3世代(3G)以降(FOMA等)の携帯電話、スマートフォンがペースメーカーに影響を与える距離は3cmという結果を公表しました。

実際、総務省が現在の第3世代(3G)携帯電話を使ってペースメーカーへの影響を調査した結果、携帯電話から3センチ以上離れれば、ペースメーカーに影響はないことが判明。総務省は今年1月、距離指針を22センチから15センチに緩和した。

出典:ペースメーカー「携帯の影響ほとんど無い」と総務省 電車内マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き(2/3ページ) - 産経WEST

 

この発表をうけて、主に関西私鉄各社は『混雑時には優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください』と、『混雑時』限定で携帯電話の電源をOFFにするよう、アナウンス内容を変更してきました。

ちなみに、実は携帯電話によるペースメーカー誤作動は今まで一例もありません

総務省によると、携帯電話がペースメーカーに影響を及ぼした例は一度も報告されていない。

出典:ペースメーカー「携帯の影響ほとんど無い」と総務省 電車内マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き(1/3ページ) - 産経WEST

 

各社対応がまちまちのためトラブルになる事も?

京阪電鉄は指針の緩和にいち早く反応。3月から混雑時を除き「電源オフ」の呼びかけをやめた。

出典:ペースメーカー「携帯の影響ほとんど無い」と総務省 電車内マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き(2/3ページ) - 産経WEST

 

僕は前述のように毎日『京阪電鉄』に乗って通勤しています。
帰宅する時は始発の淀屋橋駅から特急に乗るので、このモノマネそのまんまのアナウンスを毎回聞きます。
たまにクスっとしてしまいます。

2013年3月から『混雑時には優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください』とアナウンス内容が変わってから2年経ち、それなりに認知されたためか、優先座席での携帯電話、スマートフォン使用によるトラブルは(僕は)見た事がありません。

しかし、普段『優先座席付近での携帯電話の電源OFF』のキャンペーンをしている他の私鉄などを利用している乗客から見れば、『京阪電鉄はマナーの悪い乗客が多いなぁ』と感じるのかもしれません。

また、この事を知らない人が、妙な正義感を働かせて優先座席で携帯電話、スマートフォンを使用している人に注意、トラブルに発展する事があるのかもしれません。

 

このようなマナーについては全国的に統一してほしいものです。