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時代小説と違う戦国時代の軍師の本当の役割

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戦国時代に活躍した軍師
TVドラマや小説に出てくる軍師は作戦を練る参謀のイメージがありますが、戦国時代の軍師は少し違うようです。

 

有名な日本の軍師

現在でも名の知れている軍師といえば、

 

豊臣秀吉に仕えた『黒田官兵衛
上杉景勝に仕えた『直江兼続
伊達政宗に仕えた『片倉小十郎
武田信玄に仕えた『山本勘助
石田三成に仕えた『島左近

 

などがいます。
ちなみに山本勘助は俗にいう『ヤマカンが当たった』の語源らしいです(諸説あり)。

 

軍師の仕事

・出陣式、凱旋式、首実検などの儀式の主宰

・運気を占って勝機を予測

・戦略や戦術のアドバイス

 

戦国時代の軍師の役割は主に上に書いた3つです。

首実検というのは、打ち取った首を大将に披露する作業ですが、非常に細かなルールがあります。
これを、終始軍師が仕切って進行します。

まず右手で髻をにぎり、引き上げめにして、右手に台を持ち下から受けて持って出て、すわるとき両膝をふせて安座する。ついで台を下に置き、 首の耳に左手拇指を入れ、残る指で頤をおさえ、右手は頬から頤へあてて持ち上げ、首の横顔を見せて左へ回って立ち退く。帰るときは首を台にのせて持ち退 く。実検のときは、大将とお目に掛ける者の間、大将の左方に奏者が居て、首をあげた者の名を披露する。つづいて首の名字をいう。首の台の無い場合は鼻紙ま たはふつうの扇裏を台として首を受けるように出す。

出典:首実検 - Wikipedia

 

もちろん、戦術に通じている軍師も多くいましたが、近代の参謀のようにガッツリ作戦を練るような役割ではなく、大将へアドバイスする程度でした。
当時、戦国大名は戦いに勝つためにジンクスなどを深く信じました。
その為、俗信や易学の知識を持つ、陰陽師や禅僧などを軍師として雇うケースが非常に多かったようです。

軍師は、味方の士気を鼓舞する役割だった、というのが実情のようです。

日本では、中世に軍師と呼ばれる人々が現れたとされるが、中世に軍師という呼称やそれに相当する役職はなく、実際に存在したのは陰陽道の影響を受けた占星術、易などの占術を学び、合戦における縁起担ぎを取り計らう軍配者であったと言われる。

出典:軍師 - Wikipedia

 

なお、現代でも経営者や政治家が大きな決断をする際に、占い師にアドバイスを求める事がありますが、戦国大名と軍師の関係に似ているのかもしれません。